~前回までのあらすじ~
時は紀元前-。500年の大戦争時代にあるクルト大陸極東の国、ランドスター。
ランドスター国王子である夜王子は父である国王陛下の座る椅子に疑問を持っていた。
このままでは陛下がエコノミークラス症候群で倒れるのは時間の問題であった。
そんなおり、国内に「伝説の椅子」についての噂が流れる。
その椅子に座った者は、大陸の覇者となれるうえ、座り心地もバツグンで、
エコノミークラス症候群にも絶対にならないという噂である。
我が父の健康と、大陸統一のため、王子は伝説の椅子探しに旅立つことを決意したのであった。
(この物語はフィクションです。実際の人物とは多少異なります。)